この春、大学を卒業します。
人生のチュートリアルがやっと終わったって感じます。
卒園式のときの気持ちに似てる。
私、22年生きてきましたが、小学生のときが人生で一番辛かった時期で不登校をスタートしました。
でも生き延びて、お寿司と焼肉を月1食べて、自分だけの幸せ感じてます。
不登校になっても人生なんとかなるよっていうことをまとめました。
明日死んでも悔いがないように。
ーーーーーーーーー飛ばしてもOKです
【小学校時代の説明】
いじめ(ハブり、無視、容姿貶し)、教員による贔屓、虐待、中学受験と、今社会の話題になることを大体経験しました。
こういうのって、結構複合的に来るとキツい。しかも、コレ一個だけ!っていうより複合的に来やすいもんな気もします。
家では殴られ叩かれ怒鳴られ、外では社会生活に苦しみながら勉強を詰め、総合的に無理をしました。
その結果、2010年あたりに不登校(というか引きこもり)になりました。
引きこもってる間はずっと寝てました。
学校には行きたくないというか、行ったら壊れるってわかってるから行けないって感じ。
母親は学校に行くようバシバシと叩き、私を引っ張り連れて行こうとしていました。
私はそれを無視して母の出勤まで耐えてました。
一方で、父は母に良き母でいるようタスクを課しまくり、母を追い詰めました。
母に連れられて精神科に行きました。
当時の私は、医者の先生に質問をされても答えもしないし反応もない感じだったそうです(そして私はこのクリニックに関する記憶はありません)。
半年ほど不登校をして、保健室登校をするようになりました。
休み続けることに罪悪感があったので、気持ちと身体が許す数時間だけ学校に行きました。
中学受験はなんとかこなしました。
公立中学校に行ったらまたハブりハブられを恐れないといけなくなると思って。
【中学以後の説明】
受験した結果、中高一貫の学校に進学しました。
そこでも若干ハブられが起こりましたが、先生が間に入ってくれたり保健室登校に切り替えたりなんとかなりました。
友達はあまりいなかったけど、1人2人ほどとは打ち解けることができてちょこっと思い出もできました。
こんな感じで、対外的には公立小学校のときに比べると落ち着きました。
ただ、一方で、家庭内不和はさらにヒートアップ。
父は趣味にお金を費やし、学費のことで母をいじめました。
このときも大変でしたが、中学生になった私は殴ってくる父と母に対して殴り返して対抗するようになっていたので、小学生のときの半端ない無力感よりはマシに感じてました。
その後についても説明しますと、本当に運に助けられました。
母が倒れたことで父の価値観が劇的に変化しました。
学費問題が奨学金で解決できたので、大学進学ができ、学びたかった分野についてすごく詳しくなれました(学士だけど)。
アルバイトを通して、ずっと部活に入ってなかった分を取り返すようにチームプレイを経験させてもらったり、世の中どんな人がいるのかということを勉強させてもらったりしました。
卒業を前にしてやっと(問題なく学校に行ってる子とそれができなかった自分との)帳尻が合ったかな…と思えるようになりました。
ーーーーーーーーーここまで具体例
誰しも、人生で一度は底をつく瞬間と果てしない絶望感を経験するんだと思います。
これを乗り越えるのは本当にしんどいことです。
小学生の自分ですら自殺を考えましたし、両親も自殺を考えてその準備をしてたんだそうです。
乗り越えられない壁にぶち当たってそこで終わってしまう人はこの社会に結構います、たくさんいます、そう思います。
私の経験則から、人間ってあまりの無力感には太刀打ちできないようです!
壁が高すぎたり周りの人がおかしかったり?が続くと、性格が歪んでいくみたいです。
劣悪な環境でも生き延びるために性格を歪めて適応するみたいです。
無力感って絶望なんですよ。
できれば味わわない方がいい!
でも選べる立場になかったら強制的に味わわされる。
は?毒味かよってな。
だから、社会にいる辛い思いをしている人に届いて欲しい。
逃げてでも生きてほしい。
生きてれば自由に好きなことができるときが来るから!
自由に好きな食べ物を好きなだけ食べていいときが来るから!
学校から逃げたとしても、習い事から逃げたとしても、いつからだって誰であったって、自分の好きな分野で挑戦していい!
場所を変え、人を変え、自分が一番満足する生き方を見つけていってほしい!
全ての可能性に対して思うんです!
不登校になっても、人生は終わりじゃない。
今は通信の学校が充実してるし、アルバイトもいろんなものがあるから人と関わる機会もたくさん。
学校のような閉鎖空間でうまくいかずとも、そこ以外で生きていく時間の方が長いから、自分の得意を大事にして欲しい。
以上、読んでいただきありがとうございました。